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現代の家づくりに対する疑問

流行に流されない家づくりを

公団アパートから始まった間違い

戦後、日本は経済復興を目指し住宅で言えば材料も少ない上に、焼け野原となった都会へ疎開していた人々も戻り。住宅不足になり一時しのぎでバラック小屋を建て住まいとした。その後、公団がアパートに風呂付き、キッチン付きの2LDKを数多く建てて来た。今までの住宅はかまどでご飯を炊き(そこは土間)もちろん風呂は五右衛門風呂で薪で焚いていた。その時代からすれば、公団のアパートは最新式で目新しく国民には映ったと思います。人はどうしても新しいものに目がいってしまいます。それが悪いわけではなく、流行に流されてしまうことはいかがなものかと思いますね。
画一的な規格が悪い訳ではなく

古いものは良いといった懐古主義ではなく

高気密、高断熱を疑う

明治時代に西洋文化が入って来たときもそうである。靴の文化に憧れ、それまでの素足で生活する日本の文化を忘れそうになったときがある。玄関の框、敷き台を残してくれた福沢諭吉や大隈重信に心から感謝をしたいものです。現代は高気密、高断熱、そして外断熱が一番と雑誌などで取り上げられ窓は小さくし、熱損失量をなるべく少なくし、エアコンの効き目が良くエコであると…。確かに窓を小さくし、断熱材を厚くし外部からの熱を入れず内部の熱を逃がさない。そして冷暖房はエアコンに頼る…でもそれで良いだろうか?私はそれで本当に良いだろうか?と疑問を感じている

デザインとかインテリアとか一旦忘れよう

エアコンを使わず一年中快適な住まい

私が考えるベストな住宅とは電気に頼らず心地よく生活できることです。すでに、80%以上は実現しています。

日本の四季を感じながら
夏は暑くなく、
冬は寒くなく、
秋は紅葉を楽しみ、
春には鳥のさえずりを聞きながら目覚める。

そんな心地よい家を自然の力を借りて実現できます。

自分で調べて納得した素材しか使いません

珪藻土が流行れば、ニセの珪藻土が出てくる

今の家は完成引き渡しのときがベストの状態であり、その後は劣化して行く建物が多い。すべては新建材で内装材として仕上げ、壁、天井もクロスか塗り壁である。一時流行した珪藻土の塗り壁にも疑問が残る。珪藻土が本来持っている性能は素晴らしく誰もが認める、がしかし、ピンからキリまでと言う言葉があるように、ほんの少しでも珪藻土が入っていれば、「この壁は珪藻土です」と人は言う。

何パーセント入っていて、バインダーは何を使って、珪藻土はどこの産地のものかを誰も知らない。そんなものが世の中に出回っている。

自分の家に使用するすべてのものをもう少し考えて家づくりをしていけば本当に素晴らしい家が出来上がります。日本にはまだまだ素晴らしい材料があります。今までもそうでしたが、わがままにそしてお客様の家でも自分の家だと思い、今後も「終の住処」づくりに挑戦していきます。

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